2021年3月11日


ミネアサヒ特A 特需も数量足りず 

 もともと、良食味として知られていたが、中山間地域などの限られた場所で生産され、県内水稲栽培面積の5~6%と生産量が少ない。地元生産者が直売所や道の駅などで販売することがほとんどで、県外市場にはほぼ流通しない“まぼろし米”と呼ばれていた。JA愛知とよたは、「特A発表後から新規客や販売店からの問い合わせが多い。これまではやや粒が小さく上位にくい込めなかった。2年産は長雨などで高温障害を回避でき、粒が大きい。例年を上回る良質米が穫れたことが結果的に特A獲得につながった」と喜びを語っている。