2021年3月4日


福島県大熊町 日本酒プロジェクト推進 クラファン500万円達成

~震災後10年の節目に「町の誇りとなるものづくり」~

 五百万石原料に純米「帰忘郷」

 東日本大震災発生からの復興に向けて頑張っている町の姿を日本酒で表そうと、福島県大熊町では「大熊町日本酒プロジェクト」を立ち上げ、2月1日にクラウドファンディングをスタート。募集期間(3月31日)を待たずに2月中に目標金額500万円を達成した。実施主体は(一社)おおくままちづくり公社で、大熊町の大川原地区の実証田で今年栽培する酒造好適米・五百万石を活用し、会津若松市の髙橋庄作酒造店(福娘)で純米吟醸酒「帰忘郷」を仕込む。クラウドファンディングで得た収益金は、日本酒・甘酒の醸造費用として原料代、加工代、パッケージ代、送料等、手数料等に活用する。また、令和4年年1月末に800本の日本酒・甘酒が完成をもって、プロジェクト完了させる予定。返礼品には「帰忘郷」ほか町の特産品セット等を用意している。同プロジェクトの詳細はこちらhttps://readyfor.jp/projects/ookuma