2025年8月28日㈭ 新聞最新見出し
1面/日本米に関税15%適用で日米合意
秋田・岩手もJA概算金過去最高
2面/石川コシ共計概算金2万5200円に
生産者庭先価格上げ加速(全米工)
3面/東洋ライス「世界最高米」販売開始
ミツハシ「ボトル米」第4弾を投入
4面/新米取引会で茨城コシ3万3000円
2025年8月25日㈪
1面/新潟一般コシ仮渡し3万円決まる
富山の主要4銘柄概算金2万6000円
2面/福井コシ内金7割上げ2万9000円に
岐阜こまち概算金3万1500円設定
愛知経済連のコシ相対3万1100円
新潟葉月みのり初検査は全量2等
ミツハシ、精米・炊飯とも売上増加
3面 /第12回「お米番付」エントリー開始
4~5面/優良設備特集・最新技術活用を
6面/千葉新米取引コシ3万3700円成約
2025年8月21日㈭
1面/随意契約政末端到着は2割どまり
北海道ぴりかJA概算金3万円に
2面/木徳神糧1~6月は増収増益見込む
生産者800人が集い北海道米交流会
3面/台風に備え全米販「風雲雪特約」を
カレー食べ歩きで世界コメを紹介
4面/茨城・千葉新米3万1000~1500円
※政=政府備蓄米
2025年8月15日㈭
1面/需給見通し誤り謝罪(農水省)
作況102、米穀データバンク予測
2面/卸の6月販売7割に減少(全米販)
随契政放出の検証必要(食糧部会)
3面/実感できるおいしさ(ニップン)
幸南食糧にアフリカ視察団が来社
4面/CR取引で関東コシ6%高に反発
2025年7月30日
需要実績が37万㌧上振れも要因つかめず需給見通し見送り
(小泉農相隣席の食糧部会が異例の事態に)
農水省は7月30日に東京・霞が関で食糧部会を開き、基本指針について諮問通り答申を受けた。ただし開会あいさつで小泉進次郎農相が「米穀の需給見通しについては、検証結果を踏まえ、あらためて審議をいただく」と説明した通り、現時点で判明している数値だけを提示する異例の指針審議となった。
農水省農産政策部の国枝玄・企画課長が令和7/8年の需給見通しについて「現時点で分かっている値」を基に可能な範囲で需給状況を提示。6年6月末の民間在庫量153万㌧と6年産主食用米生産量679万㌧を合わせた6/7年の年間供給量832万㌧に、政府備蓄米の供給量36万㌧(入札分31万㌧・随意契約分5万㌧)を加えた供給量の総計は868万㌧に。一方で今年6月末の民間在庫が157万㌧(備蓄米12万㌧含む)で着地した状況を踏まえ、年間需要(販売)量の実績を711万㌧と算出した。
5/6年に需要実績は事前の見通しを24万㌧上回る705万㌧だった(実績ベースで前年比14万㌧増)。これに続く6/7年の需要量711万㌧は、5月指針の見込量674万㌧を37万㌧上回り、実績ベースで前年比6万㌧増。2年連続の需要増(計20万㌧)ということになる。
6/7年の需要量が見込みを大幅に上回る結果となった要因について、農水省から明確な説明はなかった。結果的にみれば、需要見込量を前年よりも31万㌧少ない674万㌧に抑え込んだことが、大きな見誤りにつながったとみることもできる。
一方、7/8年の主食用米の需給見通しについては、今年6月末の民間在庫157万㌧と、同月末現在で調査結果が判明した7年産主食用米の作付意向(動向)から予想される生産増加量56万㌧を加えた生産見込量735万㌧を合わせ、計892万㌧の供給見込量を示すだけにとどめている。国枝課長は、「需要量見通しと来年6月末の民間在庫については、今後の検証を踏まえてあらためて提示する」考えを伝えた。
仮に5月指針の通り7/8年の需要量が663万㌧にとどまれば、来年6月末の民間在庫は229万㌧となり、72万㌧増加する計算となる。さらに今後流通する随意契約備蓄米25万㌧を供給に加えれば、来年6月末の民間在庫は今年を97万㌧上回る254万㌧にも膨れ上がる。
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