🔶新聞知発行日変更のおしらせ
9月15日㈪が祝日となりますので、編集・発送作業の都合上、次号の発行は16日㈫付、また次々号は19日㈮付けとさせていただきます。ご了承ください。
2025年9月16日㈪ 新聞最新見出し
1面/7年産米集荷価格3万円超えが続出
新潟の新くず米㌔30円上げ200円
2面/全農新潟の主食用米計画21%増加
全農岐阜ハツシモ概算金2・9万円
3面/個性生かすエンジョイ農法(岐阜)
有機農業3万4500㌶、連続2ケタ増
4面/東洋ライス東北初の3者包括協定
アサヒパックが新米デザイン提案
5面/マルシンが提案型の餅新商品発売
6面/買い緩み関東コシ3万4500円割れ
2025年9月11日㈭
1面/政販売到達は入札分8割、随契5割
滋賀JA生産者概算金3万0600円
2面/早期転嫁で木徳神糧が過去最高益
7月末民間在庫11%増加91万㌧に
3面/小容量餅の提案を強化(たいまつ)
選ぶ楽しさ提供する「お米ノート」
4面/福島ひとめ新米5㌔3980円販売
2025年9月8日㈪
1面/新米出回り量販店の銘柄米伸びる
茨城JA生産者概算金3万4000円
2面/上期コメ・加工品輸出3万5478㌧に
穀検が新たな「総合研究所」竣工式
山形ヒメノJA概算金3万5000円
3面/農民連が米穀店と生産者の交流会
卸・小売、外食が滋賀先進圃場見学
4面/精研工業「ネオクル」本格販売開始
5面/想定超える米価上昇危惧(サトウ)
6面/福島会津ひとめ12日に初検査予定
2025年9月16日
60kg2万円台後半が中心、3万円到達銘柄も続出
(令和7年産米の概算金など集荷価格)
農協系統組織による令和7年産米の概算金など集荷価格の提示が全国で出揃った。新潟コシヒカリ・秋田あきたこまちなど主要銘柄は60kg3万円に到達し、前年産をゆうに1万円以上も上回る大幅な引き上げが続出している。集荷の競合が主な要因だが、末端では随契備蓄米の2倍以上となる5kg4000円台前半~5千円超の販売が見込まれ、東北産米の本格的な出回りを迎える中で店頭での売れ行きが順調に進んでいくか、不安要素が否めない。
コロナ明けの業務用需要の回復や精米歩留まりの低下、南海トラフ地震情報などによって5年産の米価が高騰し、その流れを継いで6年産の実勢価格も3万円台で推移。農水省の2年連続にわたる需給予測ミスによる数十万t規模もの需給ミスマッチも発覚した。60万tを超す入札・随契備蓄米の放出も、品質チェックや物流の不備によって末端にはまんべんなく行き渡らず、二重・三重の行政ミスが高騰を下支えする図式になっている。
主産地における7年産の作柄や品質(歩留り)状況、作付転換による56万tにも及ぶとされる生産増に加え、外国産米のSBSと民間輸入の増加、5kg4000-5000円台の精米価格に対する消費者の反応など、需給を左右する要素は多い。
【7年産米の主な産地品種銘柄の概算金・仮渡価格】
(JA米、1等、60kg当たり円、税込み、カッコ内は前年差)
・北海道ななつぼし 29,000(+12,500) <ホクレン→JA>
・秋田あきたこまち 30,000(+13,200)<全農→JA>
・宮城ひとめぼれ 28,000(+11,500)<全農→JA>
・茨城コシヒカリ 30,000(+12,000)<全農→JA>
・千葉コシヒカリ 30,285(+8,535)<買取 複数JA中間値>
・新潟一般コシヒカリ 30,000(+13,000)<全農→JA>
・新潟魚沼コシヒカリ 32,500(+13,000)<全農→JA>
・富山コシヒカリ 26,000(+10,000)<JA→農家>
・三重一般コシヒカリ 29,000(+12,000)<JA→農家>
・滋賀コシヒカリ 29,450(+12,150)<複数JA中間値>
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