商経アドバイス


2025年1月14日㈫ 最新見出し

1面/11月末在庫が近年最低260万㌧に

   主要産地の生産目安が相次ぎ増加  

2面/うるち玄米検査3万㌧減少361万㌧

   事前契約の推進も明示(企画部会)

3面/秋田JAがサキホコレ全量特栽米

       農林10大ニュース有機技術が上位

4面/急伸するインバウンドの外食市場

   幸南食糧が5万9000世帯へコメ5㌔

5面/年頭所感「需要喚起へ英知を結集」

6面/ぴりか・つや姫は関東着4万円超え

 

2025年1月10日㈮ 新春特集 第2集 

1面/7年ぶりにSBS10万㌧全量落札

2面/年頭所感「農と食を守る事業推進」

3面/堂島取・有我渉社長インタビュー

  「コメ先物の価格形成機能活用を」

4~5面/高付加価値こだわり米で販促

5面/ふるさと納税「コメが人気1位に」

6~8面/優良精米設備・関連機器特集

  「新技術で差別化商品作りへ」

 

2025年1月1日 ㈬ 新春特集 第1集 

1面/新年の巻頭言「経営強化へ飛翔」

2面/年頭所感「農と食の持続可能性を」

3面/米産業懇話会が合同意見交換開催

  「米価高騰でシステム異常鮮明に」

4~5面/学術セミナーで専門家が解説

  「美と健康を支えるコメの力」

6~7面/「令和のコメ騒動」読者最前線

   業界のリアルと現場からの声

8~11面/6年産米の作柄・本紙全国調査

  「需要に応え選ばれる産地へ」

12面/年頭所感「食料安保確立へ改革を」

13面/窒素充填による鮮度保持米を提案

   稲作を魅力ある産業に(新潟・法人)

14面/食味コンテスト上位入賞者マップ

15面/「新たな需要つかむ併売商品」特集

16面/グラビア「子ども絵画展」受賞作品

2024年12月16日

作況101「平年並み」で来年6月末民間在庫158万㌧の低水準に

 令和6年産米の最終作況

 農水省は10日、令和6年産水稲の最終作柄を全国作況指数101の「平年並み」と発表した。前回10月25日現在と同じで、6年連続の平年作が確定している。主食用作付面積125万9000㌶(前年比1万7000㌶=1・4%増)、収穫量679万2000㌧(同18万2000㌧=2・8%増)とも変わらず(2面に都道府県別一覧)。7年6月末民間在庫量は158万㌧(在庫率23・4%)で、コメ騒動前の今年6月末(153万㌧=21・7%)よりはわずかだが回復する見込みだ。

 ただし需給均衡の下限ラインと目されてきた6月末180万㌧水準を大幅に割り込む在庫150万㌧台が2年続くことになる。作柄統計上は「平年作」でも来年端境期に向けた絶対量不足がすでに懸念され、スポット米価3万円相場のままの越年が現実味を帯びる中、引き続きタイトな需給状況が見込まれる。 

 一方、9月作柄で見込まれていた豊作相当の主食用収穫量683万㌧が7年産の全国生産量目安(前年目標対比2・1%増。年明け後の食糧部会で再検討)となったほか、国の生産量目安の増加率を上回る大産地の作付拡大(新潟=前年目標対比3・0%増、秋田=同4・4%増、山形=同3・2%増)が明らかになりつつある。タイトな需給がしばらく続く状況も否定できない半面、コメ不足・高騰後の7年産は6年産をしのぐ本格増産年となりそうな流れにも注意が必要だ。

    作況指数の基準となる「農家等が使用しているふるい目幅ベース」(都道府県別に1・80~1・90㍉)に基づく10㌃収量は519㌔(前年比4㌔増)。収穫量の基準となる全国一律1・70㍉収量は540㌔(同7㌔増)で、いずれも前回と同じだった。

  農業地域別作柄は、▽北海道103▽東北103▽北陸99▽関東・東山102▽東海98▽近畿100▽中国101▽四国101▽九州99▽沖縄105――で、沖縄以外は変わらず。全国47都道府県別作況指数も沖縄以外は前回と同じだった。


 

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1面 トピックス

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2面 地域情報

商経アドバイス2面地域情報

3面 農業・稲作情報

商経アドバイス3面農業情報

4面 コメ卸・小売情報

商経アドバイス4面 卸・小売情報

5面 食品・設備情報

商経アドバイス5面 食品設備情報

6面米穀相場・流通市況

商経アドバイス6面 米穀相場情報