東北最速の収獲 福島中通で 8月12日開始 

 御稲プライマルでは、「今年は天候に恵まれ、刈り取りの手応えは良好。五百川はコシ系の早場米として顧客が定着している。変異種も食味は同じで、収穫が早まればさらに市場価値は高まる」と期待している。モニタリング検査(旧市町村単位)後に農産物検査を行う。3年産量が少ないため販売は予定しておらず、4年産から作付けを増やし、本宮市との協賛で売り方や愛称名など決める意向だ。この後、同社は通常の五百川(1.2㌶栽培)の刈り取りもスタートする。例年よりやや早い刈り取りが見込めそうだったが、福島県内も8月に入り断続的に降雨が続き、平年並み開始を予想している。