販売伸長卸が4割に倍増(全米販) 

  全国米穀販売事業共済協同組合は19日、会員コメ卸の61社から得た回答を踏まえ、6月分のコメ販売動向調査の結果を公表した。前回の3月分では7割の卸がコメ販売の減少に見舞われていたが、6月分では5割に縮小している。販売が増加した卸の割合は前回での2割弱から4割に倍増している。今後9月頃の販売については3割の卸が改善するとみている・・・・


東京オリ・パラ契機にGAP増加

 

  認定NPO法人GAP研究所は14日、東京五輪・パラリンピックの選手村で提供される食材の調達基準「GAP(農業生産工程管理)認証制度」について報道関係者向け勉強会・試食会を、GAP認証食材をビュッフェ形式で提供する東京のグランイート銀座で開催した。選手村での食事や、五輪を契機に広がる国内外のGAPに取り組む生産・販売現場の状況などを紹介した・・・・武田泰明・同研究所専務理事は、「東京五輪がきっかけとなってGAPに取り組む農家が増え、生協やスーパーなどのバイヤーも導入に前向き。レガシー(遺産)として語り継がれるのではないか」と指摘。「導入によって農業の現場が働きやすくなれば活性化につながる」との見方を示した。ASIAGAPおよびJGAPの今年3月末の認証農場は7447件で増加が続いている・・・